スペースX、2018年に2人の民間人を月へ打ち上げへ。その狙いとは?

鳥嶋真也

1969年に「アポロ11」の宇宙飛行士が撮影した月と地球。2018年に月へ赴く旅行者が見るのはこんな光景かもしれない Image Credit: NASA

 イーロン・マスク氏率いる宇宙企業スペースXは2月27日(現地時間)、2018年に月へ向けて有人宇宙船を打ち上げ、帰還させると発表した。

 宇宙船に搭乗するのは2人で、ただしNASAなどの宇宙飛行士ではなく、民間人の”旅行者”だという。この2人はすでに運賃の一部を手付金として支払っており、今年の後半から宇宙飛行に向けた訓練を始めるという。この2人の氏名や支払った金額などは、今はまだ明らかにされていない。

 今回の発表は、事前に一切内容は明かされず、うわさすら流れないなど、まったくの青天の霹靂であり、さらにトランプ大統領がNASAの有人月飛行計画の前倒しを要請する動きを見せていた中での発表となったことで、大きな波紋が広がっている。

 はたしてスペースXのこの”月世界旅行”は実現するのだろうか。そしてその狙いはどこにあるのだろうか。

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1週間の月世界旅行

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