「全然儲かっていない」ベストセラー翻訳者・タカ大丸の超私的マラソン日記――鈴木宗男メソッドでサブスリーを目指す

天才ポリグロット・タカ大丸の目指せ! 一年以内に離島・孤島でサブスリー! 第1回

鈴木宗男とは政治信条は正反対だが、ランナーとしては掛け値なしの崇拝を捧げる筆者

 第1回 ムネオとカケロマへ―加計呂麻島篇 その1―  加計呂麻島、と聞いてどこにあるかすぐわかる方はほとんどいないのではないか? 東京近辺に暮らす私の友人で加計呂麻を知っていたのは一人だけだった。前回の第0回にご登場いただいた同級生の農水省官僚Nである。なんでも、焼酎か何かの調査という名目で役所の仕事の一環で行ったらしい。  加計呂麻島は奄美大島のすぐ南にある。島南端の港からフェリーで約20分、人口約1600人で、「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の収録が行われた島でもある。  二回目のハーフをどこにしようか考えていた時に、「一番ネタになりそうなよくわからない島はどこか」と探していた時に加計呂麻を発見した。選んだ理由はただ一つ、元々その場所を知らなかったからである。開催は11月中旬で前回の対馬から約四か月の間がある。準備の時間は十分にある。私は申し込んだ。  走り始めた私は、ありとあらゆるマラソン本を読み漁り始めた。その中で一番参考になった本を挙げろと言われたら、何の躊躇もなくこの一冊である。 「ムネオ流マラソン術 仕事人間でも走れる42.195㎞」鈴木宗男著
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胃がん、拘留を経てマラソンを完走した鈴木宗男の超人ぶり
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