ボリウッド界、クリケット界などから強力な投資家の支援
もちろんインドスーパーリーグも今まで以上の盛り上がりを見せた。2016年は日本人プレーヤーも登場し活躍した。マーキープレーヤーには元セレッソ大阪のディエゴ・フォルランも選ばれ、リーグを盛り上げた。
インドサッカー市場が注目され始めた理由には大きく2つある。1つはインド富裕層による潤沢な資金源。2つめは、国内リーグのレベルが上がり、アジアの大会でも決勝に進出できるほどの技術力をつけたということだろう。
まず、1つ目のインドの富裕層による潤沢な資金源だが、インドスーパーリーグやプレミア・フットサルというバブリーな大会として顕著に現れている。
両リーグの資金源としてビジネス界、ボリウッド映画界、クリケット界からと強力な投資家が名を連ねているのだ。そのため、世界各国から有名選手たちをインドに召集することが容易になっている。
プレミア・フットサルではロナウジーニョ、ギグスに加え、ミチェル・サルガド、エルナン・クレスポ、ポール・スコールズ、カフー、ファルカンという世界的スター選手がインドでプレーすることになった。
わずか10日間の大会であったが、テレビ中継も好調でインドのみならず、世界中にファンを増やした。サッカーファンなら誰でも聞いたことがある選手たちなので、広告効果も高く、シーズン2の開催も決定し、デイビッド・ベッカムやカカの参戦も噂されている。ガレス・ベイルやネイマール、ジネディーヌ・ジダン、クリスティアーノ・ロナウドも大会を支援している。