締切間際の「ストレスチェック」。実施強要が逆に社員のストレスを増幅させている

締切3か月前から毎週督促する異常事態

 ストレスチェックの例に限らず、受取人にストレスを与えてしまう案内や指示は、実に多い。  筆者は、身に付けるべきスキルをパーツ分解して、パーツスキルを反復演習して着実に体得する「分解スキル・反復演習型能力開発プログラム」を年間100社に対して実施しているが、急増する依頼に応えて、ストレス解消プログラムも実施している。その中で挙げられて、参加者が最もストレスを感ずるものとして選ばれたのが、次のすさまじい事例だ。  Eラーニングなどで、年に1度のコンプライアンス研修実施を義務付けられている会社も少なくないだろう。この企業では、9月末の実施期限に対して、4月はじめに案内が出される。そして、なんと実施期限の3か月も前から、それも毎週月曜日の朝、「あなたはまだ実施していません。コンプライアンス研修は全社員の義務です。締め切りは9月末です。早めに実施してください」という督促メールが送られてくるというのだ。  締切までに実施できていない人に対して督促するのではないのだ。締切前、それも3か月前だ。それも督促メールは毎週だ。常軌を逸しているとしか思えない。
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「脅し」の経営はNG
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