締切間際の「ストレスチェック」。実施強要が逆に社員のストレスを増幅させている

Syda Productions / PIXTA(ピクスタ)

 50人以上の事業所に義務づけられているストレスチェックの実施の期限が、11月末に迫っている。 「必ず11月末までに実施してください」と、人事部から、急な実施指示を受けた人も少なくないに違いない。それも、「必ず業務時間内に実施してください!」という文言が添えられているケースも多い。こうした案内が、ストレスを生んでしまうことに、案内発信部門は気づいていないか、気づいていても配慮していないのだ。  このように申し上げると、「実施義務があるのだから、何が悪い」、「ストレスをためないために業務時間内に実施するよう指示しているのだ」……という反応が返ってくる。問題は、社員に強制すること自体が、社員のストレスを増幅していることなのだが、案内発信者は、この点に全く配慮していないのだ。  実は、実施義務があるのは、事業所に対してだ。事業所の社員に対してではない。実施したくない、あるいは実施できない社員に対して、事業所は、それを強いることができない。しかし、実施義務が社員に転嫁されて、強制されている例が実に多い。それも期限間際になって、あわてて案内が出されるという始末だ。  そして、「必ず時間内に実施してください」という注意書きが付されていて、時間内に実施することを強制している。時間内に実施することが悪いと言っているわけではないし、推奨されることも事実だが、それを強制すること自体が、社員のストレスを増幅するのだ。
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ストレスなしで実施するには?
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