独立を目指す自治州が大使館を各国に独自開設! カタルーニャ8番目の大使館がリスボンに。

44の大使館開設を目指す

 カタルーニャ州にとって在リスボン大使館は8番目の大使館の開設である。その前に、パリ、ブルッセル、ベルリン、ロンドン、ワシントン、ウイーン、ローマに大使館を開設している。この次に開設が予定されているのはバチカン、コペンハーゲン、ワルシャワ、ジュネーブ、ザグレブ、ブエノスアイレス、,メキシコ、ソウル、ラバトであるという。(参照『El Confidencial』)  カタルーニャ州政府の目標は44の大使館の開設であるとしている。ニューヨークの国連にも事務所を開設する予定になっている。(参照『El Confidencial』)。  カタルーニャ州政府のこの大使館設置の活動に対して、スペイン中央政府は“大使館の開設はスペイン国家が唯一もっている特権”であり、それは”スペイン憲法149条に謳われている”と指摘している。  更に、カタルーニャ州の条例にも“外交はスペイン国家の権限を尊重する”と規定されているとした上で、中央政府はスペイン憲法裁判所にカタルーニャ州政府のこの違憲活動を訴えている。  これによって、憲法裁判所から違憲の判決が下り、大使館開設を廃止させるというのが中央政府の狙いだ。また、スペイン中央政府はこの違憲活動を訴えたこと以前に、州政府が外務長官を任命していること自体にも不満を表明している。国の外交はスペイン中央政府だけに委ねられたものであるからである。よって、スペインの他の自治州政府には外務長官は存在しない。(参照『El Confidencial』)。
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カタルーニャ大使館は何をしている?
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