華やかなリオ五輪の裏で宿泊価格が崩壊! Airbnb42倍増の恐怖

向井通浩

宿泊費が国際イベント時らしからぬ安値に

 リオデジャネイロでは、オリンピック開会式の翌日泊でもドミトリー1泊朝食付き1570円で普通に予約が取れる状況。最安値は1245円朝食込みで今からでも当日分が予約でき、連泊縛りもない。この2000円未満の価格帯でも当日予約可能な7軒が確認できた。宿によっては、2連泊や3連泊縛りもあるが、個室でも2199円からある。同日1名の宿泊で5600円以下なら、ゲストハウスのドミトリーと個室、そしてホテルやB&Bを合わせて163軒が当日の宿泊予約が可能だった。

※JBL調査:2016年8月6日15時 エクスペディア・ブッキングドットコム・ホステルワールドにて比較調査。

 JBLでは、2014年サッカーのブラジルワールドカップ時にも同様の調査をしている。リオで行われた決勝当日にその夜の宿を探すと、予約可能な最安値はゲストハウスのドミトリーで1泊1名が約34000円程度で出ていた。既に予約済みゲストハウスのドミトリー中心価格帯は8000円~12000円だった。この価格帯は近年、世界的なイベントであるサッカーのワールドカップやオリンピック、ラグビーのワールドカップやF1レース等の開催地では平均的な値段だ。

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民泊の過剰供給による価格崩壊

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