「サードウェーブ日本酒」の未来を担う新世代カリスマ杜氏
そんなサードウェーブ日本酒を支えるのが、30代、40代という若さの新世代の杜氏たちだ。たとえば、そのネーミングも話題になった「No.6 R-type」で知られる
新政酒造(秋田県)の佐藤祐輔さんは、ライター、編集者を経て31歳で日本酒に目覚め、’07年に同酒造に入社し、代表取締役に。
千禽(栃木県)を支える薄井一樹さん(11代目)、真人さん(常務取締役)は兄弟で、兄の一樹さんは、蔵に戻る前は、日本ソムリエスクールで講師を務め、さらには「TVチャンピオン」の「舌先味覚王」で準優勝を獲得するほどの鋭い味覚を持ち、弟の真人さんは、現場責任者として杜氏に相当する役割を担う。ほかにも全国に、“
ネクスト獺祭”を生み出さんとカリスマ杜氏たちが続々登場している。
以前と比べ格段に敷居が下がったサードウェーブ日本酒。今週末あたり、チャレンジしてみてはいかがだろうか。
All About「日本酒・ワイン・焼酎ガイド 友田晶子氏
<文/HBO編集部 写真/hareru・PIXTA>