意外!? 国が提供する「地域経済分析システム(RESAS)がおもしろい

さまざまなデータを可視化してくれる

「産業マップ」は、自治体の産業構造の全体像を表す。どの産業が域外から稼いでくる産業か、どの産業が付加価値を多く生み出す産業か、どの産業が雇用を多く生み出す産業か、といったことも把握できる。 「地域経済循環マップ」は、地域のお金の流れを生産(付加価値額)、分配(所得)、支出の三段階で「見える化」してくれる。 「農林水産業マップ」は、地域の農林水産業経営体の実態等が分析できる。 「観光マップ」は、携帯電話の位置情報を利用して、人の移動を「見える化」したもの。 「人口マップ」は、地域の人口のこれまでの推移やこれからの見込みについて、年代別に把握し、自然増減・社会増減に分けて把握できる。 「消費マップ」は、地域ごとの飲食料品や日用品の購入金額・点数の商品別シェアやその推移、自地域の商品が消費されている地域やその推移を把握できる。 「自治体比較マップ」は、様々な指標に基づき、全国約1800ある自治体の中でのランキングや他の自治体との比較を「見える化」してくれるのだ。
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自治体が「データ」をしっかり活用し始めた
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