やっぱり出た「オリンピック招致」に関する疑惑。長野五輪の二の舞いになるか?
2016.05.15
ソルトレイク五輪のスキャンダル
ソルトレイク招致委員のトラウマになった「長野五輪接待攻勢」
“赤いじゅうたんを敷いた大広間に、IOC委員や事務局幹部ら四十三人が次々に吸い込まれていく。テーブルには一つ三万円の重箱入りの和風料理が二十五セット。市内のホテルから二人のすし職人、東信地方のそば店から四人のそば打ち職人が来て、伝統の日本料理を披露した。接待した約二十人の女性の中には、大阪五輪招致のマークが入った着物姿の五人もいた”また、ジャーナリスト相川俊英氏の著書、『長野オリンピック騒動記』によれば、
“東京のホテルまでお出迎えを受け、上野駅からグリーン車に乗り込み、長野駅に着くと関係者はもちろん数百人の市民と、幼稚園児の鼓笛隊のお出迎え。委員の国旗を打ち振る数百人の県庁職員、県議会議員に見守られながら県庁に到着。15分の表敬訪問後、フランス料理を堪能し、市役所へ。ハト車や扇子、浴衣や鯉のぼりなどをプレゼントされ、県警のヘリで市内を見学。夜は1泊5万円の高級旅館に泊まり、翌日には帰途につく”という有様だったという。
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