バフェット氏率いる「バークシャー・ハザウェイ」株主総会、初めてインターネットでライブ中継

利便性を劇的に向上させたネット配信

 オマハは、米国ネブラスカ州の東端に位置する同州最大の都市で、人口は約44万人。ユニオン・パシフィック鉄道の東の起点であり、周辺の農業、畜産の拠点となっており、酪農、畜産加工などの食品工業が発展。オマハで生産される肉牛は「オマハステーキ」として、全米屈指の高級ブランドとなっている。米国では「オマハの賢人」ウォーレン・バフェットの生誕・居住地として、また、バークシャー・ハザウェイの本社所在地としてオマハは有名である。静岡市とオマハは姉妹都市提携を結んでいる。  東京・成田からオマハへ行こうとすると、JAL,ANA,デルタ航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空などで、シカゴ、ロサンゼルス、ヒューストンなど主要都市を経由し、乗り換え1回で、オマハへ到着できる。オマハからの帰りの便も同様。成田からオマハまでの総移動時間は15時間から20時間である。  成田からオマハまで、航空運賃およびホテル代を合わせると、エコノミー利用の最低価格料金でも、20万円程度はかかると思われる。  このように、年次株主総会のインターネット配信が、総移動時間や費用から見ても、いかに利便性の高いものであるかがわかるだろう。
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「トランプ氏が大統領になったら?」
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