米国市場に関して、バフェット氏の見方は「楽観」である。“For 240 years it’s been a terrible mistake to bet against America, and now is no time to start.”(240年間、米国への逆張り投資は大きな間違いだった。今も始める時ではない)と記している。
多くの米国人が、子供たちの将来の暮らしが自分たちよりも悪くなると考えていることに関して、バフェット氏は ”That view is dead wrong: The babies being born in America today are the luckiest crop in history.”(その見解は完全に間違っている。今日米国に生まれる子供たちは史上最も幸運だ。)であると主張している。
また、現在の年率+2%という実質GDPの伸び率は大きくないように見えるが、年率+0.8%の人口増加(自然増+0.5%、移民+0.3%)を考慮しても、一人当たりの実質GDP伸び率は年率+1.2%となり、25年間で+34.4%の驚異的な数字になるとしている。