「下流老人」にならないためのNISA、確定拠出年金の活用法を考える

NISAを活用するとしたら投資先は?

「下流老人」にならないために、NISA、確定拠出年金の非課税を活用して若い時から投資していこうというのが本稿における筆者の主張である。お金に働いてもらうという発想でもある。NISA、確定拠出年金の非課税のメリットを理解していただいたうえで、では、投資対象は何がいいのであろうか?  筆者は、NISAや確定拠出年金では、非課税の利点を活かし、配当(インカムゲイン)ではなく、売却益(キャピタルゲイン)がより多く期待できるものを買っていくのがよいと考えている。  米国株式ベンチマークS&P500に連動するETFのようなものがいいのではないか。海外株式ETFは東証に上場しており、「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)」 (東証ETF 1547、信託報酬(税抜)0.16%)、海外株式ベンチマークMSCIコクサイに連動する「MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信」 (東証ETF 1550、信託報酬(税抜)0.25%) などが候補に挙げられる。 <取材・文/丹羽 唯一朗 photo by stevepbon pixabay(CC0 Public Domain )>
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