「日本だけ石炭火力発電所を増設」の謎
環境コストが除外、一見安く見える
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G7の中で新規の石炭火力発電所の建設を増やしているのは日本だけ。赤が現在稼働中の分で、黄色が今後建設される分。グレーは建設が中止になったもので、緑はすでに稼動を停止した石炭発電所。米国やドイツは現在稼動している量は多いが、順次閉鎖されていく予定になっている。(データは2015年10月時点のE3G報告による)
石炭火力を増やそうとしている先進国は日本だけ
ノンフィクションライター、放送大学非常勤講師。環境・エネルギー問題など持続可能性をテーマに、国内外を精力的に取材。2017年より取材の過程で出会ったエコハウスに暮らし始める。自然エネルギーによるまちづくりを描いたドキュメンタリー映画『おだやかな革命』(渡辺智史監督・2018年公開)ではアドバイザーを務める。著書に『ご当地電力はじめました!』(岩波ジュニア新書)『ぼくの村は壁で囲まれた−パレスチナに生きる子どもたち』(現代書館)。昨年末にはハーバービジネスオンラインeブック選書第1弾として『「寒い住まい」が命を奪う~ヒートショック、高血圧を防ぐには~』を上梓
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『ご当地電力はじめました!』 地域の電力は自分たちでつくる! 「おひさまの町」飯田市、上田市の屋根借りソーラー、岐阜県いとしろの小水力、福島県会津地方で発電事業を進める会津電力、東京多摩市で活動する多摩電力、北海道から広がる市民風車。各地でさまざまな工夫をこらして、市民主導の「ご当地電力」が力強く動き出しています。 ![]() |
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