ビジネス編:行動時間を効率的に活かし精力的に情報を収集!
これまで口々に「オンとオフで別人になる」ことが見えてきたミリオネア投資家。では“オン”であるビジネスシーンでは、どのような行動を取っているのか。
「とにかくタフですね。昼夜を問わず、有益な情報があれば駆けつけてくる。いつ寝ているのか心配になるくらいです」(39歳・金融)
特徴として真っ先に挙がったのは、頭脳明晰さではなく、1位「睡眠時間7時間以下」(55人)というタフさだ。
「といっても、無駄にオフィスにいるわけではありません。ただ、必要なときに平気で徹夜できる。また、オフィスにいないときも、睡眠時間を削ってセミナーや交流会に出かけるなど、何かしら動いています」(43歳・証券)
インターネットに頼るのではなく、紙媒体やエンターテイメントにも目を向けることで、思考の幅を広げている
そう、彼らは単純に寝ないだけでなく、行動時間を効率的に活かすことに長けているのだ。もともと2位「情報収集は活字メディアまで網羅」(44人)、3位「投資関連以外のトピックも見逃さない」(38人)といった情報に貪欲な人間が、持ち前のタフネスでより多くの情報を得る努力をすれば雲泥の差が生まれる。しかも、5位に挙がったように、「毎日のルーティンとして行っている」(27人)となれば尚更だ。
「やむをえず徹夜が続いたとしても、仕事や投資など決まったルーティンを絶対に崩さない。キング・オブ・ストイックですね」(45歳・外資)
仕事におけるムラをストイックに排除し、常に高いパフォーマンスを発揮できるスタイルを確立・遵守する。これは同時に、投資における収支の安定化に繋がる重要な要素でもある。
Q:ミリオネア投資家の仕事面での特徴は?(複数回答可)
1位 睡眠時間は7時間以下/55人
2位 情報収集では新聞や雑誌など活字メディアも活用する/44人
3位 投資関連でなくともテレビや雑誌を積極的に観ている/38人
4位 投資は独学で学んでいる/28人
5位 毎日決まったルーティンで仕事や投資をする/27人