新基準「多段階定額」で格安SIMはさらに安くなる?
SIMロックの解除もかなり浸透し、少しでも通信料を下げようと、格安SIMを利用しているビジネスマンもかなり増えたようだ。
そしてこの格安SIM、開始当初こそサービス内容は横並びだったが、最近、利用状況に応じて段階的に料金が変動する「多段階定額」プランが出て、にわかに注目を集めている。今よりもさらに通信料を下げたいと考えている人には、願ってもないチャンスだろう。
通常、多くの格安SIMで採用されているプランでは、毎月決まった容量まで利用できるSIMを契約し、たとえ上限容量を満たさない場合でも、一定額の支払いが発生する。
また、契約している容量以上の通信を行いたい場合には、追加の容量をチャージする必要があるが、追加チャージの金額はやや割高に設定されている。
しかし、話題の多段階定額ならば、使用した通信量によって金額が決まるので、使わなければより安く、多く使っても一般的なチャージ料金より安価になるというメリットがあるのだ。
多段階定額を導入した代表的なプランとしては、b-mobile(日本通信)の「おかわり定額」と、FREETEL(プラスワンマーケティング)の提供するFREETEL SIMがあげられる。まずはそれぞれのプラン詳細を確認してみよう。
「おかわり定額」はb-mobileが提供するデータSIM専用のプラン。1GBから5GBまで利用状況に応じて段階的に料金が変わり、上限1500円までの支払いとなる。
これは1GBごとに250円が値上がる仕組みで、例えば1GBしか使わなかった月の支払いは、わずか500円(税込み540円)となる。もちろんLTE高速通信にも対応しており、5GBを超えた場合には200kbpsに制限されるが、100MB・300円もしくは500MB・1200円のチャージを行うことができる。
SMSや音声通話付きのプランは用意されておらず、通話用途には利用できないが、モバイルルーターとの組み合わせや、通信用のタブレットなどで利用するには使い勝手の良いプランだ。
⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=56556
プラスワンマーケティングが提供する「FREETEL SIM」も100MB・299円からはじめられる多段階定額を導入している。データ通信プランの価格設定は、最大で10GB・2470円(税込み2667円)まで6段階をラインナップ。小容量から大容量まで網羅するのが特徴だ。
こちらはSMSや音声付きSIMとの組み合わせも可能で、SMS付きの場合には439円(税込み474円)、音声通話付きでは999円(税込み1078円)から利用できる。
特に音声通話対応は大きなポイントだ。メインのスマホも問題なく使用できるため、乗り換え先としても有力な選択肢となり得る。
⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=56561
多段階定額の一番の特長は、低価格から契約できる点。つまり、単純にひと月の通信量が少なく、それでも高速通信は一応付けておきたい、というユーザーには、まずオススメといえる。
また2台目用途の端末を契約している場合にも検討の余地がある。特に2台目タブレットなどを利用していると、出張などが多い月は結構な容量まで利用する反面、外出が少ないと、まったく使わない月もある。それでもWi-Fiタブレットよりも、いつでもつながる利便性を優先したいというユーザーには、利用しない月の料金が抑えられる多段階定額は魅力的だ。
データ通信専用だが、通信量がお得なおかわり定額
音声通話にも対応するFREETEL SIM
多段階定額でお得になるのはどんなユーザー?
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