ふるさと納税で「酒」を狙うなら、この自治体を選べ

自治体に寄付をすれば、お礼に地元の名産品などが実質2000円でもらえることから、ブームとなっているふるさと納税。2015年4月1日より制度改正がなされ、お得度は倍増。ますます魅力的な制度になっている。そんなふるさと納税を余すことなく活用するテクニックを、達人の金森重樹氏に聞いた!

地元でしか流通していない銘柄を試すのも楽しい

黒霧島

宮崎県都城市では黒霧島を含む1升瓶3本セットが1万円でもらえる

 ふるさと納税の特産品として、ほとんどの自治体で取り扱っている日本酒は、非常に多彩なラインナップが揃う。その地域でしか手に入れづらい日本酒を頼むのもいいし、「どうしてもこのお酒が飲みたい」という銘柄があれば、探してみるのも一興だ。  お酒では、日本酒に次いで種類が多いのが焼酎。宮崎県都城市では1万円寄付すれば「霧島焼酎飲み比べセット」で3升分がもらえる。  金森氏によれば、ビールは「寄付金1万円で330ml×6本以上」というのが目安となってきたという。量では岡山県津山市の作州津山ビール「宇宙ラベルシリーズ」がお得。寄付金額が5万円と高額だが、愛媛県西条市は「アサヒ スーパードライ 鮮度缶」が350ml×24本が3回もらえ、ダントツだ。 ふるさと納税【金森重樹】 2014年は年間200件以上のふるさと納税をした達人。その体験を1冊にまとめた『2015年改訂版 100%得をするふるさと納税生活完全ガイド』が好評発売中 ― 達人・金森重樹監修[ふるさと納税]最新ガイド ―