ひきこもり14年の男性が、月50万円稼ぐウーバー配達員になった理由

ウーバーの配達報酬3割減は、現場のやりがいを奪ってしまうのでは

 月50万円の目標は達成し、次の具体的な目標はまだ見つけられていない。IさんはSNSのメッセージで「明日からもまた朝から晩までフル稼働する予定です。説得力ないですが、力まずぼちぼちいきましょ〜」と返してくれた。  3月初旬、ウーバーイーツジャパンが一部地域の報酬体系を見直し、配達報酬が約3割下落したとの報道が流れた。Iさんのような社会復帰者のためにも、現場のやりがいを奪う改定は避けてほしいと願ってしまう。  今日もきっと彼はバイクを走らせ、温かいご飯を待っている人の元へ届けに向かっているはずだから。 <文/遠藤 一>
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