中国版テスラからアマゾン・キラーまで。世界的企業の[2番手銘柄]に乗るべし!

南米の決済サービスは成長の余地が大きい

 世界のマーケット事情に詳しいモトリーフール・ジャパンの加賀章弘氏は「中国以外にも躍進する2番手企業は多い」と話す。 「中長期的な視点で成長分野を見極めると、期待できるのは南米のネット通販とキャッシュレス決済分野です。人口は米国の2倍なのに、オンライン決済の割合は2分の1以下。  南米のアマゾンともいえる『メルカドリブレ』には独自の決済サービス『メルカドバゴ』がある点でアマゾンより優位。  また、決済サービスのフィンテックに特化した『パグセグロ・デジタル』と『ストーン』の2社はまさに南米のペイパルです。この3社に投資しておけば、南米のキャッシュレス決済市場の成長をカバーできるでしょう」

アマゾン・キラー「ショッピファイ」

 カナダ発の「ショッピファイ」はアマゾン・キラーと呼ばれ、’20年の米国EC業界での売上高シェアは9%。39%を占めるアマゾンの4分の1にまで急成長している。 「近年、ウォルマート、ナイキのような大手が相次いで自社サイトを構築し、脱アマゾンを達成しています。その流れで注目を集めるのがショッピファイで、アマゾンで不毛な価格競争に陥らないように、小売店独自のECサイト立ち上げを支援する。アマゾンのビジネスモデルをマネするのではなく、いわば反旗を翻すモデルです。  巨大企業に立ち向かうストーリーは多くの投資家を惹きつけますが、目先、株価はかなりの高値圏。調整に入ったときに押し目買いのチャンスを狙いたい」(加賀氏)  今回紹介した銘柄の多くはADR(米国預託証券)を利用し、米国市場に上場している。普通の米国株のように楽天証券、SBI証券、マネックス証券などで売買可能だ。  成長国で躍進する2番手銘柄のなかには、未来の1番手が見つかるかもしれない。
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