自ら「密」状態を作っても千代田区長選の応援をした小池都知事、国政を目指して再び“劇場”の開幕か
小池知事の登場は「サプライズ」ではなかった
「飯田橋駅西口サクラテラスにて最終最後の街頭演説。密を避けるため事前の告知は控えておりましたが、小池知事の応援演説もいただき、多くの区民の皆さまが足を止めてくださいました」 しかし実際には、街宣開始前から小池知事登場を大音量で告知、19時半前には到着を待つ聴衆の人だかりができていた。たまたま通りかかった人が「足を止め」たのではない。小池知事がマイクを握るなり小池知事が「密を避けましょう」と叫んだのは、すでに「密」状態が出現していたことの証だ。 また事前告知は街宣開始直前だけではなく、一部関係者にはかなり早い段階で行われていたのも確実だった。筆者も千代田区民から情報提供を受けて、現場で待ち構えていたのだ。 区長選告示日の1月24日にも、小池知事は樋口候補の出陣式にも駆け付けた。これは「小池氏、区長選立候補の『超側近』をサプライズ激励」(1月24日付『日刊スポーツ』)と報じられたが、これも事実とは違うようだ。 ジャーナリストの鈴木哲夫氏は2月1日の「選挙ドットコム」の記事で、知事の側近の一人が「小池知事は、区長選のかなり前から樋口氏擁立を決め、サプライズなどと言われた応援入りも実は事前から練っていました」という発言を紹介していた。 筆者も告示前日(1月23日)に、樋口候補と選挙事務所の担当者に「出陣式(第一声)に小池知事が来るのですか」と聞いたが、「予定は決まっていない」と回答。鈴木氏の記事の側近発言が事実なら、『日刊スポーツ』をはじめ報道関係者に虚偽情報を流して、事前に予定されていた小池知事の登場を、突然決まった「サプライズ激励」と歪曲して報じさせたことになる。飯田橋駅西口サクラテラスにて最終最後の街頭演説。密を避けるため事前の告知は控えておりましたが、小池知事の応援演説もいただき、多くの区民の皆さまが足を止めてくださいました。千代田の新時代まであと一歩!
— 樋口高顕(千代田区長) (@higuchi_takaaki) January 30, 2021
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