▼ビットコイン(BTC)/26兆8696億円
仮想通貨の基軸通貨。’17年には1年で20倍に急騰してバブルを起こしたが、’19年には高値から6分の1にまで下落。’20年5月には半減期を迎えて上昇トレンドに。11月には派生コインのBCHが再び分裂(フォーク)予定。
▼イーサリアム(ETH)/4兆6427億円
ビットコインに次ぐ時価総額2位。さまざまなアプリケーションプログラムを記録・実行できるスマートコントラクトに特徴あり。イーサをベースにした独自トークンの発行も可能で、DeFi系トークンも多数。
▼ポルカドット(DOT)/3540億円
イーサリアム共同創業者ギャビン・ウッドが手がけるプロジェクト。イーサ同様、スマートコントラクト機能を有し、拡張性が高いこともあって、DOTをベースにした新トークンの発行なども可能。
▼ユニスワップ(UNI)/525億円
DeFi系トークンの代表格。UNIは分散型取引所「Uniswap」が9月に発行を開始したガバナンストークン。取引所の預かり資産は10月頭に20億ドルを突破し、出来高でも既存の取引所に肉薄。
▼コンパウンド(COMP)/400億円
DeFiブームの火つけ役。「仮想通貨の銀行サービス」とも言えるレンディング大手。ユーザーはイーサなどの仮想通貨を貸し付けることでリターンを得ることが可能。同サービスが発行したCOMPトークンは大爆騰!
【松田康生氏】
FXcoinシニアストラテジスト。三菱銀行、ドイツ銀行グループを経て、’18年7月から国内取引所のFXcoinへ。為替、国債、不動産担保証券(MBS)などさまざまな市場に精通。
【ヨーロピアン氏】
仮想通貨トレーダー。’15年から本格的に仮想通貨トレードを開始し、’17年に億超えを達成。有料サロン「coinrun」を運営する一方、ツイッター(
@sen_axis)でも情報発信中。
<取材・文/高城 泰(ミドルマン) 池垣 完 チャート/
TradingView>