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コンドームや潤滑ゼリーなどを製造・販売する株式会社ジェクスが、全国の男女5000人超を対象にした”性”の大規模実態調査「ジャパン・セックスサーベイ2020」の調査結果を発表した。
調査は、一般社団法人日本家族計画協会が監修し、満20~69歳の男女5029人が回答した。
これまでのセックスの経験の有無について質問すると、男性全体では「ない」が14%、女性全体では「ない」が10.6%となった。
年代別に確認していくと、20代男性は「ない」と回答した人が39%に上る。30代でも20.1%、5人にひとりは経験がないという結果になった。20代女性で「ない」と回答したのは25.7%、30代女性では14%にとどまり、若い男性のセックス離れが顕著に見られた。
男性に射精の頻度について問うと、「セックスはしていないが射精はしている」という回答が全体で39.9%、20代男性では51.8%にまで上り、セックスはしていないもののマスターベーションや性風俗などの利用で性欲を解消している男性が半数以上いることがわかった。
また「セックスをしたいと思いますか」という質問に対しては、20代男性の42%が「良く思う」、27.9%が「たまに思う」と回答している。セックスしたいと思っているものの、なかなかセックスができずに、性風俗やマスターベーションで性欲を処理している実態が明らかになった。