緊急事態要請で大幅ダメージのレンタルスペース運営投資家が、コロナ後の需要拡大に強い手応えを感じる理由とは?

新しい需要には常に対応できるように

「コロナが落ち着いてもテレワークはある程度、定着しそうな一方で、独立スペースがないとオンライン会議にも支障をきたすという認識が広がりました。なので、パーティやセミナー、撮影場所など既存の利用用途に加えて、ビジネス用のサードスペースという役割でレンタルスペースの利用もこれから広がっていきそうです」  どんな経済状況下にあっても意外な金脈は必ず存在する。地合いが優れないときこそ、次の金脈を見つけるチャンスだと心得たい。
プライベートでの利用に特化。

商業地域である栄にあるため、プライベートでの利用に特化。写真映えを意識した家具や内装になっている(利回り 103%/初期費用 約35万円/年間利益 約36万円)

●KENJI氏流 [有事の投資術] ・テレワーク定着後の貸し会議室はサードスペースとして有望 ・内装では女性目線を意識して見栄えのいい爽やかな内装に ・ユーチューブ撮影など新しい需要に対応ができるように準備 【KENJI氏】不動産投資家 現在、名古屋市内で13室のレンタルスペースを運営。近著『借金地獄寸前のサラリーマン大家だった僕が、月収300万円になった「4つ」の投資術!』が発売中 <取材・文/栗林 篤 藤村はるな>
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