人生の軸を見つめ直す!? 外出自粛期間中にすべき心のエクササイズ

 こんにちは。皆さまはどうお過ごしでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、学校は休校になり、各種イベントは中止され、在宅勤務を実施する企業が多くなり、家にいる時間が増えた方も多いのではないかと思います。

エクササイズで自分をよりよく知る

心のエクササイズのイメージ

photo via Pexels

 せっかく在宅時間が増えたなら、普段はあまりそんなことを考える余裕もないと思いますので、この時間を利用してあらためて、自分のことを見つめ直す時間にあててみてはいかがでしょうか。  本日は、自宅で簡単にできる「自分を見つめ直す」ための、さまざまなエクササイズをご紹介します。  1.「自分のやりたいこと」を知るエクササイズ    初めにご紹介するのは、『心に響くことだけをやりなさい!』(著:ジャネット・アットウッド/クリス・アットウッド)でとりあげられている、「自分のやりたいことを知る」ためのエクササイズです。やり方は次の通りです。  「理想の人生を生きているとき、私は_____。」  上記の文章の空欄に、あなたが理想とする人生を生きているときに「自分がなっているもの」「していること」「持っているもの」などを考えて、埋めていきます。最低でも10個、できれば15~20個書き出しましょう。  次に、書き出した項目の優先順位をつけていきます。まず1番目の項目と2番目の項目を比較し、「どちらのほうが自分にとって大切か?」「どちらかしか選べないとしたら、どちらの方を選ぶか?」という観点でどちらかを選びます。  そして仮に2番目を選んだら、今度は2番目と3番目を比較し、今度は3番目を選んだら、3番目と4番目を比較する……といった調子で上から順番に一対比較を行なっていきます。  そして最後に残っている項目こそが、あなたの最もやりたいこと、というわけです。

人生を豊かにする要素とは

 2.「自分の人生を豊かにするもの」を知るエクササイズ  次にご紹介するのは、自尊心研究で知られる精神分析医、ナサニエル・ブランデンが考案した「自分の人生を豊かにするものを知る」ためのエクササイズです(『HAPPIER』著:タル・ベン・シャハーより)。  やり方は簡単で、まずは次の文章の空欄に入る文を自分なりに考え、全体の文章を完成させます。ひとつの文章につき、入れる文はいくつ作っても構いません。  「もしも私が、もっと鋭い知能を人生に使えるとしたら、_____。」  「もしも私の人生に、もっと幸せを持ち込むとしたら、_____。」  「もしも私が、自分の願望を満たすことに貪欲になるとしたら、_____。」  「もしも私が、自分の価値観にもっと忠実に生きるとしたら、_____。」  「もしも私が、もっと素直に『YES』『NO』を言えるとしたら、_____。」  「もしも私が、もっと自由に幸せを感じるとしたら、______。」  「私が今、気づきつつあることは、______。」    次に回答が出揃ったら、それらをじっくり見直してみましょう。きっと人生に有意義な変化をもたらす、重要なアイデアを得ることができるはずです。
次のページ
生きるうえでの軸を見つけ出す
1
2