夜の街を襲う「コロナショック」。困惑する性風俗産業

コロナ騒動で急増!?“困った客”の呆れた実態とは……

 コロナショックで風俗界が頭を悩ませるのは、売り上げや客の減少だけではない。 「酔っぱらって入ってきて、コロナじゃないって証明できるコがいる店ってある?とか、濃厚接触はヤバくないか?とかいう人はいますね」  苦笑いで話してくれたのは、新宿・歌舞伎町の風俗案内所スタッフだ。コロナ騒動以降、こうした“困った客”は少なからずいるようで、前出のソープ嬢、ユキコさんも困った客から受けた被害を語ってくれた。 「大量のイソジンを持ち込んで、お風呂とマットで使うローションに入れてくれって言うんです。2日くらい体からイソジンの匂いが取れなくてツラかった。そんなにコロナが不安なら来なきゃいいのに……」  ほかにも、取材では「コロナに効く」と言って怪しいサプリメントを渡されたというデリヘル嬢もいた。 「コロナ騒動以降、夜の歌舞伎町はすっかり寂しくなりました。冷やかしでも来てくれる人は大切ですよ」  騒動が終息するのはいつになるのだろうか。 <取材・文/野中ツトム(清談社) 望月珠美 中山美里 加藤 慶 佐藤永記 取材協力店/ラブハーレム 池袋サイドライン 鶯谷デリヘル倶楽部 otocha~大人のおもちゃセールスレディ~ 銀馬車・戸田ゆりあTwitter@toda_yuria
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