タイから追い出される日本人が増加中!? 「外こもり」の聖地で何が起きているのか

タイ移住で使われる代表的なビザと特徴

●観光ビザ……日本のパスポートはビザなしで最大30日滞在できる。観光ビザを取得すると60日間の滞在+タイ国内延長30日で、90日間いることも可能。タイ周辺国のタイ大使館が日本よりも簡単に取得できると言われるが、最近は厳しくなりつつある ●就学ビザ……教育ビザ、EDビザとも呼ばれる。留学やタイ語学校への通学など、タイで教育を受ける人が取得できるビザだが、タイの認可を受けた学校でないと申請ができない。滞在期間は90日。必要書類を揃えれば、最大1年間の延長も行える ●就労ビザ……タイで働くには絶対に必要なビザ(通称Bビザ)。このビザだけでは働くことができず、労働許可証(WP)を別途申請しなければならない。BビザとWPの延長は連動している。滞在期間は就学ビザと同じ。延長は最大2年の場合もある ●婚姻ビザ……タイ人配偶者と正式に籍を入れている人が申請可能。滞在期間は就学ビザと同じ。Bビザと同じようにWPも申請できる。実は観光ビザよりも申請書類が少ないため、近年欧米の不良中年男性たちが偽装結婚を企み、婚姻届受理が厳しくなった 【タイ在住のライター・高田胤臣氏】 ’98年初訪タイ、’00年に1年間タイ語学校に通い、’02年からタイ在住。現地採用会社員を経て、’11年からライター専業に。当サイトでも東南アジアやタイに関する記事を寄稿中 <取材・文/タイを追い出される日本人調査班 写真/高田胤臣 photolibrary>
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