タイ人にとって、日本旅行はタイ国内旅行よりコスパよし!? リピーターも増え、行き先もマニアックに

タイ国内旅行より日本旅行のほうがコスパよし!?

東照宮から二荒山神社に向かう参道

東照宮から二荒山神社に向かう参道。ここでタイ人や中国人、欧米人とすれ違い、たまたまとは思うが日本人は歩いていなかった

 2019年半ばからタイ人は口々に不景気だと言い始めたので、2020年の日本観光にも影響が出るかもしれない。しかし、タイは物価上昇が著しいことと、海外の輸入物は関税が高いこともあって値段が高い。和食も平均的には日本の1.5倍以上はする。そのため、2000年代初頭のように、タイ国内を旅行するよりも案外日本旅行の方がコストパフォーマンスに優れている。そのため、今後も日本ブームは続き、より目的はマニアックになっていくだろう。  特に2020年はオリンピックの年だ。タイ人は諸外国の人ほど熱心にスポーツ観戦をしない。サッカーやバレーボール、ボクシングなど、タイ人選手が多い、あるいはタイ人選手が強いといった特定の人気種目のみ応援し、全般的に観ているわけではない。そう考えると、この時期に日本を訪れるタイ人は東京ではなく地方に行くのではないだろうか。今からタイ人にピンとくるようなネタを仕込んでおけば、2020年はタイ人集客が見込めるかもしれない。 <取材・文・撮影/高田胤臣>
(Twitter ID:@NatureNENEAM) たかだたねおみ●タイ在住のライター。最新刊に『亜細亜熱帯怪談』(高田胤臣著・丸山ゴンザレス監修・晶文社)がある。他に『バンコクアソビ』(イースト・プレス)など
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