就学児童には、安全に楽しめるものが多くありますが、未就学児童(小学校入学前のこども)にとっては、鉄道模型などはやや荷が重いです。しかし心配ご無用、
プラレール・フリープレイコーナーがあります。
プラレールの部屋2015/10/17撮影 牧田寛
床一面にプラレール
眺望も絶好
土讃線本線に面した角部屋いっぱいにプラレールが広げてあり、子供達が自由に遊んでいました。危ないものはすべて取り去ってあり、壁コンセントにも養生テープで防護してありました。壁沿いには親がズラリと座っていました。
窓からは土讃線を行き来する列車が見えますが、きちんと
アンパンマン列車通過予定時間を張り出してありました。
部屋の入り口には、職員さんの作ったと思われるプラレールレイアウトが展示されていました。
職員によるプラレールレイアウト2015/10/17撮影 牧田寛
このプラレール・フリープレイコーナーは、幼時を退屈させないための必須の出し物で、宇和島運転区では屋外テントで行っていました。
ピロティでも様々なイベントをしていました。
バルーンアート2015/10/17撮影 牧田寛
以前は、非電化のために何の問題も起こさないヘリウム風船を配っていたと思うのですが、ヘリウム危機の後、ヘリウムを使い果たし調達不能になったようでバルーンアートに変わりました。
皆さんずいぶん練習したようで、見事な腕前でした。
さて高知運転所一般公開では、「
起こし機体験」という出し物をよくやっています。ここは筆者の息子に体験してもらいました。
起こし機体験とはなんぞや?2010/10/16撮影 牧田寛
布団、ベッド、タイマー、コンプレッサーの組み合わせで、時間が来るとコンプレッサーから送気が始まり、敷き布団が盛り上がってたたき起こしてくれるという国鉄・JRご自慢
の宿直職員用目覚まし装置です。
起こし機体験一式2010/10/16撮影 牧田寛
ベッドの上に敷かれた布団、タイマー、何やら重そうな機械
筆者の息子が体験2010/10/16撮影 牧田寛
息子は何が起こるのか知りませんが、職員さんは笑っています
起こし機動作2010/10/16撮影 牧田寛
時間が来るとコンプレッサーが動作し、布団の下の袋が膨らみます
ところで後方、写真の左上隅に何かいます
こりゃたまらん2010/10/16撮影 牧田寛
たたき起こされました。
この起こし装置は、かなりの優れものなので目覚ましの全く効かない筆者も一組欲しいのですが、時々鉄道用品販売で一式でてくるものの、いまだ入手していません。
この起こし機体験は、年によっては屋外のテントでやっていることがあります。
屋外展示中の起こし機2015/10/17撮影 牧田寛
ほかに、鉄道紙芝クイズや、縁日、バザーなど一般向けの出し物もたくさんあります。
紙芝居クイズ2015/10/17撮影 牧田寛
このときは屋外でやっていました。交通教育用の紙芝居のようでした