ふるさと納税、「30%新ルール」でも得できる5つの裏技

裏ワザ3 各クレカ会社のポイント還元を有効利用しよう!

 クレジットカードを用いた裏ワザはまだまだ存在する。知ってるのと知らないのでは、結構な差がつくポイントだ。 「VisaプリペイドのKyashを使えば、2.2%のポイント還元が可能。Kyashではリアルカードとバーチャルカードを選択することができ、リアルカードを用いることで、まず1%のポイント還元が受けられます。さらに、リクルートカードをチャージ先にすれば、利用額の1.2%がポイント還元の対象となり、計2・2%。ただし、バーチャルカードのポイント還元は0.5%しかないので、注意が必要です」(丸山氏)
Kyash

Kyash

<Kyash> 1 スマホでアプリをダウンロードし、各種申し込み 2 リアルカードを利用して1%のポイント還元 3 チャージ先をリクルートカードで+1.2%  他にも、伊勢丹グループのMIカードを使って「さとふる」で寄付を行えば、三越グループのポイントが5倍貯まる。  こうしたクレジットカードを用いた裏ワザもいつ規制が入るかわからないので、今のうちにお得にポイントを貯めておきたい。

裏ワザ4 各ふるさと納税サイトのキャンペーンを駆使

「ANAのふるさと納税を経由して寄付した場合、寄付金額100円につき1マイル貯まります。マイルはANAの特典航空券などと交換できるため、頻繁に飛行機移動をする人には最適。また、『ふるまる』というサイトを経由して寄付を行えば、寄付金額200円につき、Tポイントが1ポイント貯まります」(まつのすけ氏)  各ふるさと納税の申し込みサイトを比較検討して、自分が保有しているポイントが貯まるサイトを見つけよう。

裏ワザ5 コスパの良い“わけあり”返礼品を探し出そう!

「ふるさと納税では、返礼品にわけあり品を出しているところもあるので、自宅用であればコスパが良いと思います。形がいびつだったり少し傷物だったりと、市場には出せないものの、地場産品で味は一級の食品ばかり。ふるさと納税サイトで『わけあり』と検索すればたくさん出てくるので、形なんて気にしないという人にはおすすめです」(丸山氏)  裏ワザの肝となるのは、クレジットカードやポイントが貯まるキャンペーンを、ふるさと納税と併用することにある。現在、還元率が30%近い返礼品を左表にまとめたので、それらと組み合わせることでよりお得に利用できるはずだ。 「今後はふるさと納税の申し込みサイトとのタイアップによって実質還元率が30%を超える返礼品が増えていくはず。ふるさと納税サイトの新着情報やSNSをこまめにチェックして、最新情報を見逃さないように」(まつのすけ氏)  今年の申込期限まで残り2か月とちょっと。裏ワザを使って上手に駆け込み納税を行おう。
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まつのすけ氏が厳選! 狙い目な返礼品5選
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