ふるさと納税、「30%新ルール」でも得できる5つの裏技
自治体間の過剰な競争から、「返礼品は寄付額の30%」と規制が入ったふるさと納税。それでも攻略の余地はある。ふるさと納税に精通した達人に、裏ワザを伝授してもらった!
ふるさと納税の基本は、「今年の枠は、今年のうちに」。未消化の枠が残っている人は、そろそろ消化を検討しなければならない時期に差しかかってきた。いわゆる「駆け込み納税」だ。
利用者、寄付金額ともに年々、右肩上がりで増えるふるさと納税だが、一方で批判も多い。寄付金を巡る過当競争が激化し、一部の自治体が悪目立ちしていたのだ。
そこで総務省は地方税法を改正し、6月から「返礼品は調達費が寄付金額の30%以下となる地場産品に限る」という新たな基準を設けた。ルールを破った自治体は、ふるさと納税制度の対象外。かなり厳しい措置が下され、すでに泉佐野市などの人気自治体4市町の除外が決定的となっている。
ファイナンシャルプランナーの丸山晴美氏が語る。
「新制度によって問題視されていた過度な寄付金の奪い合いが是正され、各自治体がフラットな状態になります。私たち利用者からすれば、これまでのように極端にお得な利用はできなくなった、と言い換えることもできます」
それでも、少しでもお得に使いたいのが人の性。「30%ルール」下で最も得するふるさと納税の裏ワザを5つ、紹介しよう。
現在、申し込みサイト「ふるさとプレミアム」を経由して寄付を行えば、寄付額の3%にあたるAmazonギフト券コードがもらえる。ブログでふるさと納税に関する情報を発信している、まつのすけ氏に話を聞いた。
「ふるさとプレミアムで応援プロジェクトに指定されている一部返礼品を対象に、寄付金額に応じたAmazonギフト券コードがプレゼントされます。つい先日まで、寄付額の20%分という破格のキャンペーンすらあったほど。総務省による追及を逃れるためか、期間限定でゲリラ的に行われるため、日頃からサイトをチェックしておく必要があります」
「楽天カードを使って寄付を行えば、返礼品と同時にポイントも獲得できます。毎月5と0のつく日はポイント5倍。楽天がスポンサーを務めているスポーツチームが勝利した日はポイント2倍など、お得なキャンペーンを狙って効率的に稼ぎましょう。また、『SPU!(スーパーポイントアップ)』制度では、一定の条件を満たせば、最大16倍ものポイント還元が行われます」(まつのすけ氏)
丸山氏は「楽天ポイントの二重取り」の裏技も伝授してくれた。
「『楽天Rebates』というポイントサイトを経由して『さとふる』で寄付を行えば、1.5%のポイントバックがもらえます。通常の楽天ポイントももらえるのでよりお得ですよ」
<楽天Rebates>
1 楽天IDでログインしサイトからさとふるへ
2 通常通り寄付すれば1.5%ポイントバック
3 後日、楽天スーパーポイントが届く
「30%ルール」下で最も得するテクニックを公開! [ふるさと納税の裏ワザ]5連発
裏ワザ1 お得なAmazonギフト券サービスを見逃すな!
裏ワザ2 ポイントサイトを使って楽天ポイントの二重取り!
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