あおり運転された経験のあるドライバーは5割に。厳罰化が切望されるその実態に迫る
あおり運転トラブルの4割弱は思い当たる節がない
あおり運転の被害に遭わないために、どのようなことに注意して運転すればいいのだろうか。具体的な対策として「なるべく車間距離をとる」(54.3%)、「不審な車には近づかない」(52.6%)、「無理な割込みはしない」(52.6%)の3点は5割以上の人が心がけている対策方法だ。普段からあおり運転を未然に防ぐために、他のドライバーに配慮した行動が見て取れる。
「なるべくクラクションを鳴らさない」(30.7%)や「ウィンカーを早めに点灯させる」(30.4%)といったことも、あおり運転をされないために留意したい対策になるだろう。あおり運転のトラブルに遭わないためにも、安全運転はもちろんのこと、配慮の欠けた運転にならぬよう最大限注意したい。
あおり運転に巻き込まれたときの対処法
あおり運転を巡る事件が多発する昨今、危険運転に対する厳罰化に向けた法整備を求める声が、ドライバーからも上がっている。
今回の調査対象になった、月に1回以上運転する人のほとんどを占める96.6%が、あおり運転に代表される危険運転の厳罰化を「望んでいる」と答えた。また、「強く望んでいる」と回答した割合は6割に達し、法整備の急務を望む思いが伝わってきた。
<取材・文/古田島大介>1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている。
1
2
ハッシュタグ
