イギリスは「難民に厳しい」は本当か? 難民支援の「チャリティ」で働いてみた
住居のない難民申請者をサポートする住宅専門のチャリティ
他にも、住宅専門のチャリティの存在は日本にないものとして際立つ。イギリスでは「アサイラムサポート」と言われる、難民申請者に対し申請の結果が出るまで住居と生活費が保障される仕組みがあり、多くの難民申請者が利用している。
しかし中には何らかの理由で、アサイラムサポートが使えなかったり、国から提供された住居に住めなかったりする場合がある。そういう時は、住宅専門のチャリティに連絡し、難民申請者を住まわせてくれるホストファミリーを紹介してもらう。
ホストファミリーとRoom to Healのケースワーカー、難民申請者が面談し、双方が合意すれば決まりだ。先日も、テムズ川沿いの素敵な一軒家に住むイギリス人女性の家に、難民申請中のメンバーが住むことが決まったばかりだ。難民を一般市民が自宅に受け入れる、というのは日本では考えにくいだろう。
「イギリスの政策は難民に厳しい」といっても、日本よりは優しい!?
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