ライター、編集者としてスマホ中毒の筆者は、1週間限定でこのやり方を試してみた。スマホからツイッター、フェイスブックは削除。使うときはパソコンからに限定し、時間は15分と決めた。メールもメッセージアプリも通知はオフにし、確認する回数も1日3回までにした。
その結果、心理的にはかなり楽になった。いま自分がしていることと関係なくやってくる連絡に構わず、自分にとって優先すべき仕事に向き合えることで、ストレスは減ったと感じている。
忙しくて当たり前、連絡が多くて当たり前だと思ってそのままにしておくのは、思考停止だ。これこそが多忙中毒、スマホ中毒の元凶だと痛感した。
スマホやネットとの付き合い方を変えれば、違った毎日が見えてくる。多忙でストレスを抱える人にはぴったりの本だと思う。
<文/薗部雄一>
1歳の男の子を持つパパライター。妻の産後うつをきっかけに働き方を見直し、子育てや働き方をテーマにした記事を多数書いている。