上昇相場でも下落相場でも、少ない資金で効率的に利益を狙える投信はこれだ!
※データはモーニングスターから引用、5月21日現在
●楽天日本株4.3倍ブル(楽天投信投資顧問)
基準価格 7909円
純資産総額 280億100万円
トータルリターン 1年 -3.43%
トータルリターン 3年 28.73%
信託報酬(名目) 1.22%
販売手数料(上限) 3.24%
上昇相場で4.3倍の利益を狙えるレバレッジ投信……国内の株価指数を対象として先物取引を活用することで、日々の基準価額の値動きが株式市場の4.3倍程度となることを目指して運用される投信。上昇トレンドの始まりでうまく投資できれば、大きな利益が狙える。NISA(少額投資非課税制度)を活用して、非課税メリットを得ることも可能だ。
●SBI 日本株3.7ベアIII(SBIアセットマネジメント)
基準価格 8224円
純資産総額 66億3500万円
トータルリターン 1年 /
トータルリターン 3年 /
信託報酬(名目) 0.90%
販売手数料(上限) 2.16%
下落相場で威力を発揮、3.7倍のレバで儲かる!……株価指数先物取引を活用することで、日々の基準価額の値動きが、日本の株式市場の3.7倍程度、逆となる投資成果を目指す投資信託。下落相場で利益を狙えるベア型投信。信用取引や先物といったリスクの高い証拠金取引を使わなくても、下落相場で利益を出せる。
●グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)(日興アセットマネジメント)
基準価格 11006円
純資産総額 451億7000万円
トータルリターン 1年 /
トータルリターン 3年 /
信託報酬(名目) 0.48%
販売手数料(上限) 3.24%
国際分散投資しながらレバレッジをかける!……国内外の株や債券、リートに分散投資し、長期保有にふさわしい分散状態のまま3倍のレバレッジをかけて投資できるという画期的な商品。株式よりも低いリスクで、より高いリターンを追求して開発されたレバレッジ投信だ。資産の6割以上を先進国の債券に投資している。
【深野康彦氏】
ファイナンシャルリサーチ代表。クレジット会社などを経て96年に独立、06年1月にファイナンシャルリサーチ設立。わかりやすいアドバイスが好評で新聞やマネー誌、テレビ・ラジオなどにも多数登場
取材・文/森田悦子
― [攻める投信]の真実 ―