過労で身体を壊し、再就職難で引きこもり。ゲーム依存生活から再起を目指す45歳男性

週3回のバイト。自分なりの社会復帰

「課金額も制限し、今はオンラインゲームでもほかのユーザーとの交流はしない」と野田さん。のめり込み対策の一環とのことだ

「3年前から週3日、運送会社の集配所でアルバイトをしています。昔のようにフルタイムで働くのは難しいし、自分にとっての社会復帰はこれが限界かなって」  友人とは関係が切れてしまい、バイト以外はほぼ自室にいるとか。 「することがないから結局ゲームをしちゃうんです。今は時間を決めて遊んでいますが、歯止めが利かなくなりそうで怖い。ただ、自分は家族の世話になっているので、これ以上の迷惑はかけられません」  自分なりにプレイ時間を抑制する意志がある限り、彼の社会復帰もそう遠くないはずだ。 <将来への展望> 社会復帰してもバイト止まり。こんな人生、無理ゲーすぎる ― 引きこもり中年の衝撃 ―
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