杉田水脈議員が勝共連合ダミー団体の集会で講演も、「存じ上げません」

質問には迅速に回答してくれた杉田議員

 さらに、杉田議員事務所には秘書として統一教会関係者が入りこんでいるとの情報もあったため、併せて同日、杉田議員の事務所に質問事項を送信した。  質問書では熊本ピュアフォーラムが国際勝共連合のダミー団体であることを指摘した上で「講演会に参加した経緯」「ダミー団体との認識」「統一教会・勝共連合からの支援の有無」「秘書に同教団関係者がいるとの情報」「統一教会が起こしてきた社会問題への見解」「自民党安倍政権が統一教会と深い付き合いを続けている現状への見解」について尋ねた。  GW明けの5月7日、杉田水脈事務所から回答があった。 1.講演会に参加した経緯 → 昨年お招きいただいた熊本での講演に、今回の主催者の方が参加しておられたことを機にご依頼をいただきました。パネリストには地元の地方議員の方々も参加されること、主催代表者様が過去に県の教育長をされていたこと、地元国会議員が主催団体の顧問をされておられること等を勘案し、参加することを判断いたしました 2.熊本ピュアフォーラムが統一教会・勝共連合のダミー団体であることについて → 存じ上げません 3.統一教会・勝共連合・世界平和連合からの支援について → 物的支援、人的支援を受けたことはありません。個人の方々の講演への参加、著書のご購入、SNSのフォロー等につきましては承知しておりません 4.杉田事務所の秘書に同教団の関係者 → そのような事実はございません 5.統一教会が起こしてきた社会問題への見解 → 報道等でしか存じ上げませんが、もし法に反するような活動があれば、司法の場において判断されるべきことかと存じます 6.自民党安倍政権が統一教会と深い付き合いを続けている現状への見解 → そのような事実は存じ上げません  回答を踏まえ、翌8日、追加の質問を送信した。 1.主催団体の顧問をしている地元国会議員の名前 2.2016年8月のツイートにあった「幸福の科学や統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない』との文言の「ご支援」「ご協力」の事例・実例  翌日、回答があった。 1.「主催団体の顧問を務める地元国会議員」について → 主催団体様からいただいた情報ですので、主催団体様にご確認いただきたく存じます
熊本県選出の議員

熊本県選出の自民党国会議員、この中に熊本ピュアフォーラム顧問が(自民党HPより)

2.幸福の科学や統一教会の信者からの「ご支援」「ご協力」の事例・実例 → 講演会への参加、著書購入、SNSのフォローや投稿等のほか、選挙における投票行動などを想定。これらの方々がご指摘の(またはその他の)宗教団体等の関係者であるかどうかを、当方では関知や調査のしようがありませんし、いかなる宗教団体に所属する方であっても、これらの行為をお控えくださいと要請することもできません。また、これらの行為の有無に関わらず、杉田の政治活動や政策にご賛同いただいている方々は、等しく「支援者」であると認識しております。同様に、いかなる宗教団体に関係しておられる方であっても、杉田の政治活動や政策に賛同しないでくださいと排除するつもりはございません。従って、当該のツイートにつきましては「政治活動や政策にご賛同いただき、講演に参加したり、著書をご購入いただいたり、SNSをフォローしてくださったり、選挙で投票してくださる方々の中には、特定の宗教の関係者の方もいらっしゃるかもしれませんが、特定の宗教団体から組織的に物的支援や人的支援を受けたことは一切ありません。」という意味であるとご理解いただければと存じます

統一教会が支援した候補を応援

 7月の参院選で杉田は、統一教会の支援を受けた北村経夫候補の応援弁士として全国を飛び回った。大宮で開かれた北村の個人演説会ではやはり統一教会の名称変更に尽力した下村博文とともに会場の半分以上を占めた教団信者から大喝采を浴びている。(参照:安倍首相肝いりの候補、北村経夫参議院議員の演説会に統一教会信者が大量動員<政界宗教汚染~安倍政権と問題教団の歪な共存関係・番外編>
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国会議員代表あいさつから代表世話人まで
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