継続勝利至難なFXで9年間年間収支プラス! 驚異の常勝FXトレーダーに聞くその秘訣

 カリスマトレーダーが極秘テクニックを大公開。厳しい相場でも手堅く勝つサバイヴ流を直撃取材!

蓄積された研究からシナリオを組み立てる力が連続勝利を呼ぶ

 年間収支でプラスになる人のほうが少なく、3年連続でプラスなら相当の実力者だとされるFX。そこで9年もの長期間にわたって毎年プラス収支を出し続けているのが、Yuki氏だ。一体どうすれば、そんな常勝トレードが可能になるのだろうか?

<弱気シナリオが続く豪ドル/米ドル相場>中国景気減速、米中対立、’18年からのチャートでの下落トレンドなどの背景から、弱気シナリオを想定。’18年からショートでエントリーし、回転売買により大きな利益を獲得。米中融和姿勢が見られ、中国も金融緩和の影響かPMI(購買担当者指数)等の経済指標も予想外に良化した3月に「シナリオが崩れた」と判断して一時撤退。5月には再び米中関係が悪化しトレンド転換したが、今後のシナリオに確信を得るまでに至らず静観中

「メインのスイングの場合、ニュースなどファンダメンタルズや相場心理に基づいて、自分なりのシナリオを立てます。あとは一般的なテクニカルで、なるべく有利なポイントで建玉と手仕舞いをするだけです」(Yuki氏)。  しかし、為替ニュースをチェックしたり、テクニカルのパターンでタイミングを計ったりするのは、多くの投資家がやっていること。それでもYuki氏のように常勝できる人は少ない。そこには何か特別な秘密があるのか?

9年連続プラスの秘密は

「9年連続で勝てたのは正直運が良かった面が大きいと思いますが、とにかく研究を続けたというのはあります。私もFXを始めてから、2年くらいは負け続きでした。はじめて年間収支がプラスになったのが’10 年。その年の途中でブログ(為替研究所)を始めました。その際に、過去のチャートを見て何が起こるとどう相場が動くのかを調べ、また、その国の歴史、政治情勢、産業構造、将来予想はどうなのか等々、主要通貨ごとにかなり詳細に調べました。すると、何が起こると次どうなるかというパターンがある程度わかってきました。 また、英語で海外のニュースサイトを見るといった情報収集もしています。たとえば、昨年8月の“トルコリラ・ショック”ではやられましたが、その後は利上げも実施し、さらにエルドアン大統領も通貨安を恐れていること、諸外国としても本気でトルコに潰れられると困ること、市場心理も総悲観だったので、買いで入り、最終的には利益を出せました」
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エントリーするのは「相当自信があるときだけ」
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