27歳で50万を5000万円に!? 若き兼業投資家が注目する「恐怖指数」とは

時間の経過で値上がりする大穴VIX銘柄にも注目!

「イベントを控えているときは大きめに売っていきますし、平時でも売り上がってリスクオフに備えています」  VIX指数投資では、もうひとつ注目すべき銘柄がある。 「GMOクリック証券では3種類のVIX指数関連銘柄が取引できます。通常のVIX指数は『米国VI』。他に1.5倍のレバレッジをかけた『米国VIブルETF』もあるのですが、注目はVIX指数の値動きに逆相関する『米国VIベアETF』です」

<VIX逆相関銘柄の意外な特徴>VIX指数が上がれば下がり、下がれば上がる「米国VIベアETF」だが、時間の経過により上昇する特徴も。特大のリスクオフが来なければ長期保有するだけで値上がりが期待できる。大穴狙いで少額の長期保有を

 この銘柄はVIX指数が低下すれば上がる。VIX指数のカラ売り銘柄だ。 「米国VIベアETFは時間の経過によっても上昇。相場が安定していれば年1.4倍の値上がりも期待できます」  米国VIベアETFは原資産となるETFで先物のロールオーバーコストが発生する。そのため、時間の経過とともに上昇していく傾向があるのだ。 「チャートを見れば、その傾向は明らか。ただ、昨年のVIXショックのようにVIX指数が急騰すれば、この銘柄は急落します。VIXショックでは1日でVIX指数が100%以上も上昇しました。私が調べたかぎり、過去28年で1度だけ。もう起きない、と考えるなら米国VIベアETFを少額買って長期保有するのもあり。時間の経過とともに1万円が1億円に化ける可能性すらありますから」  独特な特徴を持つVIX指数と、その関連銘柄を乗りこなすことで、5000万円まで資産を増やしたあやたか氏。その手法、ぜひ真似してみよう。

<あやたか氏のカラ売り3ヵ条>

1 レンジに着目してVIX指数を少しずつ売り上がるべし! 2 急騰時には“必ず収束する”点に注目して売りエントリー 3 VIXと逆相関のベアETFの長期保有もアリ 【あやたか氏】 兼業投資家。20歳で株式投資を開始。VIX指数投資を中心にさまざまな手法を駆使して元手50万円が約5000万円に。 ブログ:「あやたかの株ブログ ―スイングトレード―」 ― [カラ売り]の奥義 ―
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