Amazonの全購買履歴が消えた。果たして復活するのか……

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illustrated by Gerd Altmann via Pixabay

Amazonの全購買履歴が……消えた

 いきなりではあるが、これは私の身に起きたことである。6月の初旬に、私のAmazonの購買履歴がいきなり全て消えた。そして、即日復活した。  消えたことについて私はAmazonを非難してはいない。Amazonのユーザーサポートは、米国大手IT企業と思えないほど素晴らしい。私の中で、主な比較対象がGoogleなので、特にそう感じる。  というわけで、多くの人が興味があると思うので、Amazonの全購買履歴が消えた時の顛末を書こうと思う。  最初の異変は6月の初めにあった。『Google Chrome』の挙動がおかしくなり、全ログインデータが消えた。それだけでなく、『Google Chrome』はエラーファイルを吐き出し続けた。最終的に、一度アンインストールして、再インストールしたら動きが安定した。ネットを調べると、たまにそういうことがあるようだ(参照:Stack Overflow)。  そうしたことがあったために、6月の初旬に、全てのSNSなどで再ログインが必要になった。初めてのケースだが、似たようなことがないわけでもない、Webブラウザのキャッシュやログを全て削除したあとには、こういったことが生じる。面倒だとは思いながら、サイトを訪れるごとに淡々とアカウント名とパスワードを入力していった。

表示されたまっさらなAmazonの履歴画面

 この流れの一環として、ちょうどAmazonの「著者セントラル」(著作の売れ行き情報が見られるページ)を見ようとして、メールアドレスとパスワードを入力した。すると、見慣れぬ郵便番号の入力画面が表示された。  久し振りに一からログインだから、入力情報が細かいのかなと思い、入力してログインした。すると「著者セントラル」に紐づけられている本のデータが空になっていた。おかしいな不具合かなと思った。「著者セントラル」では、たまにデータの反映が遅くなる。今回もその類かと考えた。  そこで、他のデータを先に見ようと思い「KDP」(Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング)のページを開いた。自作電子書籍の販売データだ。すると本のデータが何もない。この段階で、体がわずかに強張る。嫌な予感がする。何か重大なエラーが起きているのではないか……。  意を決してAmazonで購入した本の履歴を開いた。そこには何もなかった。1冊すら購入していない、まっさらな履歴画面が表示された。これまでに入手した電子書籍はどこに行ったのか。  そして、ようやく理解した。私のアカウントの全データが消えてなくなったのだと
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ユーザーサポートへのアクセス、衝撃の事実
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