マイナー通貨で年利40%! どの通貨ペアでどう投資しているのか?
低リスク、かつ手間をかけずに稼ぐ――誰もが理想とする投資法とは? FXトレーダーのYuki氏が利回り40%の手法を大公開!
今年はFXトレードに苦戦している人が多いという。米ドルは年始に大暴落。その後、二番底をつけにいくかと思いきや、予想に反してジリ高を続けている。一方、ユーロはイギリスのEU離脱交渉の難航と、景気減速で一進一退。主要通貨のトレンドが定まらない、難しい相場が続いているのだ。かといって、高金利通貨は軒並み下落基調でスワップ投資もリスキー。一体、どうやって令和元年相場を乗り切ればいいのか!?
「一つの通貨ペアを買うだけではリスクがあるので、売りも併せてリスクを抑える『ヘッジ』の考え方を取り入れてはどうでしょう?私は複数の手法を組み合わせることで高利回りを実現しています」
こう話すのはブログ「為替研究所」の管理人で兼業トレーダーのYuki氏。どんな手法か?
「一つは高金利通貨の買いに対して、相関性の高い低金利通貨の売りを組み合わせるもの。私が買っているのはポーランドズロチ(以下Pズロチ)、売っているのはユーロです。2つのチャートは非常に値動きが似ています。だから、Pズロチ/円の買いと同時に、ユーロ/円の売りポジションを保有することで為替変動のリスクを抑えることができます。この方法だと、ECB(欧州中央銀行)がゼロ金利政策を継続しているため、ユーロ/円の売り(ユーロ売り・円買い)でもごくわずかですがスワップがもらえるんです」
ポーランドの政策金利は1.5%。決して高くはないが、1万通貨あたりのPズロチ/円の買いスワップは、高いFX会社で一日15円。Pズロチは対円で30円前後なので、10万円の元手で1万通貨買えば利回りは5.4%に達する。一方のユーロ/円の売りスワップは高いところで10円。ごくわずかだがプラスなのだ。
「Pズロチ/円の買い4枚に対して、1枚のユーロ円売りポジションを立てれば、為替変動リスクをかなりの割合でヘッジできます」
マイナー通貨で年利40% FXトレードの極意
似た値動きをするPズロチとユーロ
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