ミートボールの石井食品で「大人の社会科見学」。元は電気ドリルの会社で現在はIT化に注力していた

「分野が違う複数の人間」で行くといい

 社会科見学に行く際は、分野が違う複数の人間で行った方がよい。それぞれの視点で発見があるからだ。そうした発見を共有しつつ、案内の人に質問していくのが楽しい。  とはいえ社会科見学先は、平日の昼間しか募集していないことが多い。平日の昼間に、複数の社会人が集まるのは容易ではない。しかし2人程度なら何とかなるのではないか。そのため私は、友人と2人で見学に行くことが多い。  このように筆者は、大人の社会科見学を楽しんでいる。子供の社会科見学とは違い、大人だからこその視点で楽しめるのが、大人の社会科見学だ。そして、行った時の感想や驚きを原稿にまとめている。  普段書いている「いってみた! 大人の社会科見学」は、非常にライトなノリで、本稿の2倍ぐらいの文章を書いている。今回は、メディアに合わせて、少し違うタッチでまとめてみた。今後も訪問した場所を紹介していければと思う。  なお、石井食品工業の工場見学については、こちらを参照してほしい。 ●石井食品工業八千代工場見学について <文/柳井政和 Image by MIH83 on Pixabay> やない まさかず。クロノス・クラウン合同会社の代表社員。ゲームやアプリの開発、プログラミング系技術書や記事、マンガの執筆をおこなう。2001年オンラインソフト大賞に入賞した『めもりーくりーなー』は、累計500万ダウンロード以上。2016年、第23回松本清張賞応募作『バックドア』が最終候補となり、改題した『裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬』にて文藝春秋から小説家デビュー。近著は新潮社『レトロゲームファクトリー』。ちなみに、今回のような見学記を、現在までに4冊ほど電子書籍としてまとめている(いってみた! 大人の社会科見学
やない まさかず。クロノス・クラウン合同会社の代表社員。ゲームやアプリの開発、プログラミング系技術書や記事、マンガの執筆をおこなう。2001年オンラインソフト大賞に入賞した『めもりーくりーなー』は、累計500万ダウンロード以上。2016年、第23回松本清張賞応募作『バックドア』が最終候補となり、改題した『裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬』にて文藝春秋から小説家デビュー。近著は新潮社『レトロゲームファクトリー』。2019年12月に Nintendo Switch で、個人で開発した『Little Bit War(リトルビットウォー)』を出した。2021年2月には、SBクリエイティブから『JavaScript[完全]入門』、4月にはエムディエヌコーポレーションから『プロフェッショナルWebプログラミング JavaScript』が出版された。
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