桜田義孝劇場再び開幕。桜田義孝さんはなぜ辞職しないのか
2019.02.19
またしても桜田義孝先生が炎上しました。
水泳界で数々の記録を打ち立ててきた池江璃花子選手が、白血病であることを公表し、しばらく治療に専念するために水泳を離れることになりました。
東京五輪での活躍が期待された池江璃花子選手の病気のニュースに、日本はもちろん、世界にも衝撃が走ったわけですが、そういえば桜田義孝先生はUSBを知らないサイバーセキュリティー担当大臣であると同時に、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣でもありまして、こうなってくると桜田義孝先生にもコメントを求めてマスコミがやってくるのです。
菅義偉官房長官や小池百合子都知事など、さまざまな政治家がお見舞いのコメントを出す中、あんまり物事を深く考えて発言するタイプではない桜田義孝先生は、素直に自分の気持ちを話してしまい、これがまた池江璃花子選手への心配ではなく、オリンピックを心配するような発言だったことから、国民の感情を逆撫で。担当大臣なんだからオリンピックの心配をするのは当然なのですが、再び桜田義孝先生が炎上することになり、謝罪と発言撤回に追い込まれたのです。
今になって思い返してみれば、東京五輪の予算を聞かれて「1500円」と答えた時から、ちょっとヤバいんじゃないかと思っていましたが、池江璃花子選手に対するコメントで「だいぶヤバい」を確信することになりました。しかし、こんなに問題だらけの大臣でも、桜田義孝先生は辞めません。普通はこんなにトラブル続きだったら大臣を辞めるどころか、議員を辞めてもおかしくないのに、いまだ大臣であり続ける桜田義孝先生。どうして日本はこんなことになっちまっているのかを考えてみたいと思います。
政治家のスキャンダルと言ったら、こっそり流れる裏のお金が「一般的」です。
片山さつき先生がどれだけ帳簿を修正したところで、南アルプスの天然水ぐらいの感じで、次から次へと新しい裏金疑惑が湧き水のごとくボコボコと湧いて出てきて、つい最近も秘書が2000万円受け取った疑惑が報じられたばかり。これが「一般的な政治家のスキャンダル」です。
稀にイケメン弁護士と不倫をしていたり、アウトレイジな雰囲気の方々との不適切な関係が問われることもありますが、今、桜田義孝先生に浮上しているスキャンダルは、ただただ「無能すぎる」という話です。
会社で働いていても「使えねぇな!」というジジィの上司はたくさんいるかもしれませんが、桜田義孝先生の場合、もはや使えるとか使えないとかの次元ではなく、その能力でペッパー君を下回る勢いです。最近は店の片隅でコンセントを抜かれたペッパー君が下を向きながら突っ立っている光景をしばしば見かけますが、それでもコンセントの抜かれたペッパー君の方が桜田義孝先生よりもマシなんじゃないかと思うことさえある始末なのです。
桜田義孝先生は、池江璃花子選手に病気が見つかり、しばらく治療に専念するというニュースを受けて、このようにコメントしました。
“「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また、元気な姿を見たい。1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」”(参照:”白血病を公表 池江選手に励ましの声”−NHK NEWS WEB)
今は池江璃花子選手にゆっくり治療してもらいたい時。この際、メダルなんてどうでもいいから、まずは病気を克服できるように祈りたい。これが今、多くの国民が思っていることです。「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なのでガッカリしている」。この発言を平たく訳すと「金メダルが取れたかもしれないのにガッカリだ」ということになってしまい、国民が「この期に及んで言うことか?」と思うのは当然です。
「また元気な姿が見たい」というのは、みんなの願いだとしても、「1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」という発言を平たく訳すと「池江璃花子選手は盛り上がりを牽引する選手。そういう選手がいなくなってしまうとオリンピックが盛り下がる。盛り下がったらヤダなぁ」です。
ただただ「無能すぎる」というスキャンダル
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