株価暴落の2018年でも着実に19.9%の利益、ローリスク・ミディアムリターンのネット株投資術「石橋攻略」とは?
現物買い優先、信用買いは一歩遅れて購入
第2点は、押し目買いに踏み切る場合はまず現物から購入し、信用買いはその後にするということです。石橋攻略では現物・信用を問わずいかに安値で購入するかが決め手になりますが、これが実に難しいわけです。
安値で購入したつもりが後で振り返ると、高値掴みをしていたなどは日常茶飯事です。このリスクを回避するための一つの方法として、まず現物購入、次いで信用購入と購入時期をずらすことです。
例えば、現在、株価3000円のA銘柄を300株購入する場合を考えてみましょう。株価が2800円へ下落したのでとりあえず現物で100株、さらに2600円まで下落したので100株、A銘柄はさらに下落し2400円まで下がったので100株追加購入しました。現物300株の平均購入額は2600円です。
A銘柄はさらに下げ続けます。できればもう少し押し目買いをしたいのですが、手元には現金があまり残っていないので、これ以上現物買いはできません。株価はさらに2400円まで下落しています。ここで初めて信用買いに踏み切ります。購入単位は最低単位の100株です。
さらに2200円、2000円と下落すれば信用買いを続けます。しかし制限なしに買い続けることは危険です。現物株購入と同じ300株を上限にします。このような買い方をすれば、A銘柄が上昇してきた場合、まずリスクの高い信用取引から利益確定ができます。
2017年は投入金額の21.3パーセント、426万2471円の利益
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