名探偵コナンに会える街で国境を超えた「三兆円事件」が発生! 壮絶なジョーク合戦の結末は…?

世界中の「コナンファン」を前にしたジョーク合戦の結末は……?!

 オーストラリア生まれの「おいしいハンバーガー」で和やかな雰囲気に包まれた由良駅前であるが、ここでまたもや新たな「事件」が発生した。オブライエン氏が予定時刻の13時30分になっても一向に到着しないのである。  オブライエン氏は誤って北栄町に近い「鳥取砂丘コナン空港」でなく、遠く離れた「米子鬼太郎空港」に向かっていたのである。鳥取空港も米子空港も鳥取県内にあり、日本の有名漫画・アニメキャラクターの名前を冠しているため、間違えるのも無理はないかもしれない。
黒い人

「GIVE ME! HAMBURGER&¥3,000,000,000,000」。ハンドメイド感あふれる“黒い人”も「オブライエン氏遅刻事件」を楽しんでいる

 結局、オブライエン氏は20分遅れで由良駅前に「無事到着」となった。  到着するやいなや、世界各地から訪れた熱狂的なコナンファン(オブライエン氏のほう)やコナンファン(名探偵ファンのほう)、そしてコナン(多くは名探偵のほう)に因んだコスプレイヤーらが押し寄せ、駅前広場には大きな人だかりが生まれた。由良駅の1日の利用客(乗客数)は約500人前後だというから、これはまさに「大事件」だ。  オブライエン氏は、国内外メディアの取材やファンへの握手、記念撮影、サインに応えたのち、由良駅の正面玄関前に立った。
歓迎する人々

名探偵コナン…ではなくコナン・オブライエン氏を歓迎する人々。駅前広場には「コーナーン!」「コーナーン!」とオブライエン氏を出迎える声が響き渡った

コナン・オブライエン氏

ファンとの記念撮影に応じるオブライエン氏

コナン・オブライエン氏

ファンとの記念撮影に応じるオブライエン氏

 14時からは、松本昭夫北栄町長とオブライエン氏による記念式典が開催された。  松本昭夫北栄町長は、オブライエン氏について「日本でいえばタモリとか明石家さんまとかそういうような方、影響力のある立派な方」と紹介をしたうえで「北栄町一日町長」と「北栄町観光大使」への就任を依頼。オブライエン氏もこれを快諾した。  続けて、1,000個振る舞われることとなったオージー・ビーフのハンバーガーに対しても、「(アメリカンビーフは)やはりTPPで離脱したらなかなか難しくなるんじゃないかな?」「鳥取県の和牛は去年日本一になりまして、ちょっと心苦しいところがある」とジャパニーズジョーク(?)を交えながら、オージー・ビーフについてもアピールした。
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「真実はいつも一つ」!
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