平成とともに「消える泉」と「生きる泉」――明暗を分けた2つの「梅田名物」
都市商業研究所】
若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「@toshouken」
さて、先述したとおり「閉店」が危惧されていた同店であるが、営業継続が発表されたのは1月22日のこと。同店公式Twitterの開始に合わせて、現店舗の閉店とともに「現在地から徒歩10秒ほどの距離」への移転が発表された。
同店の「存続」ツイートは僅か10時間で約2,000RT、約2,800いいねを獲得するなど、関西のみならず全国から注目を集めており「ミックスジュースファン」の多さがうかがえることとなった。
創業50年を迎える阪神梅田駅の名物ジューススタンド。新元号とともに新たなスタートを切り、今後も末永く駅利用客の喉を潤し続けてくれるに違いない。
平成最後の春に明暗を分けることとなった大阪・梅田の「2つの泉」。
この春は、約50年に亘って梅田のシンボルとして親しまれた2つの泉を堪能すべく、キタの街を散策してみてはどうだろうか。
<取材・文・撮影/淡川雄太 若杉優貴(都市商業研究所)>
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若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体『都市商業研究所』。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「@toshouken」
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