リアル「下町ロケット」な企業も。プロが選ぶ先端技術分野の企業で一押しな銘柄6選
2019.01.23
【和島氏推奨の2倍株銘柄】
●セック(東証1部・3741)目標株価 10,000円
リアルタイムソフトウェア技術に強み。モバイル端末向けや防衛分野、ロボットで開発受託。モバイルネットワーク、インターネット、社会基盤ネットワーク、宇宙先端システムなどの領域で、リアルタイムソフトウェアを提供する。特筆すべきは、イノベーションが起きる度に、ビジネスチャンスが拡大する業態である点。セルフレジからAR・VR、はては防衛、宇宙航空分野と多岐にわたる守備範囲も長所
●メディカル・データ・ビジョン(東証1部・3902)目標株価 3,000円
医療機関、製薬向けに医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供。同社のサービスを導入する医療機関は、増加し続けている。第3四半期以降、治験事業と健診・検診セカンドオピニオンのサービスを拡大。売上高は計画どおり、営業利益、経常利益、純利益は計画比プラス1億円で着地。通期では、40%超の増収増益の見通しを維持し、6期連続の増収増益の見込み
●エクスモーション(東証1部・4394)目標株価 10,000円
エンジニアリングソフトのコンサルティング会社。自動車メーカーや医療機器メーカーなどへ、ソフトウェアエンジニアリングを活用した実践的なコンサルティング(組込みソフトウェアの品質改善に特化)を提供。主力は自動車分野。11月期第3四半期の経常損益は1億400万円。同社の業績予想によれば、通期の経常損益は前回予想を据え置き、16%増益の1億4500万円と2ケタの増収増益を予想している。
●PCIホールディングス(東証1部・3918)目標株価 6,000円
システム開発会社グループ。IoT、ソフトウェア開発、自社ソリューションの開発・保守、半導体のテスト・設計、IT技術者の派遣など情報サービス事業。主力は、自動車、家電などの組み込みソフトウェア開発。米国防総省が18年間、不正侵入を許さなかったセキュリティソフト「アップガード」の日本販売権を保有し、セキュリティ事業も手掛ける。本社移転費用が一巡し、大幅増益。9月にバイテックHDと提携
●モバイルファクトリー(東証1部・3912)目標株価 3,000円
モバイルサービスの開発・運営会社。ソーシャルアプリサービス(位置情報連動型ゲーム、ノベル型ゲーム)、コンテンツサービス(着メロ、占いなど)を提供。位置ゲーは拡大基調。7月に変貌を遂げ、ブロックチェーン技術を活用した、非中央集権で分散型のモバイル向けブラウザアプリの開発に乗り出した。さらに、分散型アプリの開発サポートツール、独自のトークンの開発にも着手する見込み
●相模ゴム工業(東証1部・5194)目標株価 4,000円
ヘルスケア製品(コンドーム、医療用ゴム、ポリウレタン製品、ラテックス製品、生活自助具)、プラスチック製品(主に包装用チューブ・フィルム)の製造販売。主力のコンドームは業界3位。マレーシア工場で生産し、中国や東南アジア向け輸出が中核。世界80か国で利用されている。売上高は前期比10%増、営業利益は同21%増の見通しと好調。株価は’16年の600円台から長期上昇し、’18年2月に2000円突破
【櫻井英明氏】
ストックウェザー『兜町カタリスト』編集長。日興証券で機関投資家の運用トレーダー、『株式新聞Weekly』編集長などを経て現職。幅広い情報チャネルと最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評。ラジオNIKKEIなど多くのメディアで活躍する
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