ハイレバだからこそできる10倍狙いの一撃必殺投資法
国内業者として安心感のあるビットフライヤー、海外取引所ながら世界最大規模の出来高を誇るビットメックス。この2つがハイレバトレードの王道であることに、異論の余地はない。
そんななかで“第三の勢力”として注目を集める新興取引所がある。レバレッジは最大200倍、ビットメックス同様、アルトコインのハイレバトレードもできるCryptoGTだ。
現時点で、多くのハイレバ取引所ではビットコインしか証拠金にできないが、CryptoGTは取り扱い銘柄のうち、ビットコインを含めた7種類を証拠金として使用できる。
「板取引ではないので、スプレッドは発生しますが、そのぶん板取引だとオーダーが消えるような値動きが激しいときでも注文が通りやすいメリットがあります」(高城氏)
暴騰や暴落が起きた際に、約定しないことが仮想通貨ハイレバでは死を招く。その点、CryptoGTの約定力の高さは魅力で、シビアな戦いをしている勝ち組トレーダーから支持を集める要因となっている。
ここ最近の仮想通貨市場をみると、去年ほどの値動きこそないものの、今でも月に1度はアルトコインが10%ほど動く日がある。この時、100倍のレバで乗れれば、たった1日で資産は10倍に膨れ上がる計算になる。
しかし、ハイレバで全資産をツッコんでいては、命がいくつあっても足りない。そんなときこそ複数の口座を簡単に作れるビットメックスやCryptoGTの出番だ。たとえば、全体の資金の中の5~10%ほどだけ超ハイレバ専用口座に入れ、一撃必殺専用とする。そして、意識されるトレンドラインの突破など明確なポイントを狙いすまし、ハイレバポジションを取る。上手くいけば10倍以上、失敗しても損失は限定的。このように、カジノ感覚でハイレバを楽しむ方法もある。
使い方次第で、ハイレバは強い武器になる。
《まずは抑えたい3大取引所》
Bitflyer
1 Bitflyer 国内No.1の取引高を誇るハイレバの登竜門的存在
国内では指折りの出来高を誇るハイレバ取引所。最大レバレッジ15倍と、海外の取引所と比べてしまうと見劣りするが、日本国内の支持はあつい。取引手数料が無料のため、スキャルピング自動売買botも盛んにトレードしている。現物価格との乖離の抑制を目的とした「SFD」という制度が導入された。乖離を広げる動きに罰金を科し、乖離を縮めるほうにその分をボーナスとして支払うものだ。しかし結果として、逆に乖離が広がる混沌とした事態になった。皆が切望していたサーバーの強化も行われたが、急激な値動きの際はログインできないこともいまだに多い。現在は新規口座開設を休止している
Bitmex
2 Bitmex 海外取引所ながら日本人にもファン多し!
ハイレバビットコインFXといえばビットメックス。多くの勝ち組トレーダーもここでトレードしている。誰かのアフィリエイトリンクから登録することで、6か月間手数料が10%オフになる。メールアドレスだけで登録から取引までできるようになるので、複数の口座を作り資金管理を徹底したり、2つの口座で両建てをして稼ぐ猛者もいる。ビットフライヤーよりもサーバーは強いが、こちらも激しい値動きの時には注文が通りにくいことが多い。ハイレバ特有の激しい値動きからユーザーを守るため、ほかの取引所の価格を参照にした「マーク価格」でロスカットが行われる
CryptoGT
3 CryptoGT レバは最大200倍! 注目の新興取引所
ビットメックスを超える200倍のレバレッジを誇る取引所。入金通貨ごとに1つの本口座・デモ口座が作成可能。(BTCとXRPのみ2つ本口座作成可能)。レバレッジは各口座を作成するときに指定しなければならないが、サポートに連絡すれば変更可能。為替FXと同じプラットフォーム「MT5」を採用していて、両建ても簡単にできる。板取引ではないため値動きが激しい時でも発注が通りやすく、大きなロットを動かすときにも値動きが少ないことがトレーダーから支持を受けている。Twitter上の有名な仮想通貨トレーダーを集めた大会を主宰するなど、ほかの取引所にはない試みを行っている
【高城泰氏】
1975年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。編集プロダクション「ミドルマン」所属。株、FX、仮想通貨など投資関係の記事を幅広く執筆。著書に仮想通貨の入門書『
ヤバイお金』(小社刊)
― 仮想通貨[禁断のハイレバトレード]入門 ―