2か月で株価15倍銘柄も。日本でも買える「大麻関連株」

大麻

バブルの第二波は年末年始に期待?

 日本から購入できる銘柄は限られているため、とりあえず数うちゃ当たるで手を出しがち。だが、高値でむのは避けたいところだ。 「僕はティルレイ株を50万円で購入しました。すると、わずか2週間で150万円に上昇し、そこで売り抜けましたね」  そう話すのは投資ブロガーで、早くから大麻関連投資を手掛けていた先見の明の持ち主・そらすけ氏。そんな彼に、今後の大麻投資について聞いた。 「大麻投資はティルレイを指針にしています。年末から年始に出ると思われる決算の数字を見て、これまでの期待と現実とのギャップがどの程度だったかが明らかになります。そのときに株価が下がったタイミングで、ティルレイの競合を調査して、問題がなさそうなら買い時だと思います」  そらすけ氏は年末にチャンスがあると予想している。そんな大麻関連銘柄は、NY市場全体の冷え込みもあって、9月のバブル期からは値下がりしている。これから大麻関連銘柄を売買する上でのポイントは何だろうか。 「合法化を受けて、カナダでは政府から認可を受ける大麻販売会社が急増しています。直近だけ見れば、大麻が供給過剰となる可能性もありますし、期待が高すぎてバブルが弾ける恐れもある。期待で売買されているうちは、リスク管理をしながら、比較的短期間での取引をオススメします。そして、売り上げがしっかりついてくる銘柄を選別して投資するのが賢明でしょう」(西尾氏)  確実な市場拡大が見込まれ、期待が高まり続ける大麻関連銘柄。タイミングと銘柄を見極めて、テンバガーを狙おう。 《日本で買える大麻関連銘柄》 ●ティルレイ【TLRY】 [ナスダック]  株価:106.86ドル PER:なし/PBR:227倍/PSR:なし  マリファナを使った医薬品を開発する’16年設立のカナダ企業。カナダ保健省からいち早く医療用大麻の製造許可を獲得した。7月の上場以降、大幅な値上がりを続け、9月中旬には数日の間に株価が高騰。現在は停滞中 ●キャノピー・グロース【CGC】 [トロント]  株価:42.59ドル PER:なし/PBR:なし/PSR:129.02倍  乾燥、油、およびソフトジェルの大麻製品をオンラインで販売する医療用大麻の製造販売会社。昨夏、チリの大麻販売大手「スペクトラム・カンナビス・チリ」を買収。ラテンアメリカへの進出の基盤にする狙いがあるとみられる ●オーロラ・カンナビス【ACB】 [トロント]  株価:8.69ドル PER:64.8倍/PBR:なし/PSR:88.20倍 「コカコーラ社と大麻飲料の開発について協議している」とのニュースで、一時急騰した。ヨーロッパ最大級のオーガニック大麻生産者「アグロプロ」とその流通網「ボラレUAB」を9月に買収。カナダ最大級の大麻栽培施設も開発中 ●クロノス・グループ【CRON】 [ナスダック]  株価:9.05ドル PER:905倍/PBR:なし/PSR:なし  医療用大麻の栽培や販売を行う大麻生産会社への投資を行っているカナダの投資会社。カナダ保健省が発行した医療用大麻生産ライセンスを所有する企業への投資を中心に事業を行う。今春、米ナスダック市場に上場した
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大麻市場に分散投資する手もある
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