「幸福の科学大学」学生サークル、今年も早稲田祭で公演。教団vs総裁長男の抗争も激化

機関誌『リバティ』は宏洋氏のゴシップを報道

宏洋氏のYouTube動画2

宏洋氏のYouTube動画より

 宏洋氏は幸福の科学グループの芸能事務所「ニュースター・プロダクション」社長を務めていた。幸福の科学出版が発行する月刊誌『ザ・リバティ』12月号では「『大川宏洋氏You Tube』報道。宗教的教養を欠き、事実を無視する週刊新潮」と題して、『週刊新潮』10月18日号の「家族は幸福じゃなかった『大川隆法』長男の絶縁記事」という記事に対して2ページにわたる反論を掲載している。 「(宏洋氏の)女性関係も問題視された。同芸能事務所(ニュースター・プロダクション)のHPによると、宏洋氏は2017年3月、所属の女性タレントとの交際が発覚。業務に支障をきたす恐れから、事務所取締役会の決議によって一旦別れることになった。しかし復縁を求め、タレントの自宅前まで押しかけるといったストーカーまがいの行為も見られた。さらに、勤務よりもデートなどを優先して業務を滞らせ、交際している女性に事務所の運営を仕切らせようとする発言も見られた」  と、真偽は定かでないが宏洋氏の「女性問題」を書くなど容赦ない。  宏洋氏は幸福の科学の理事長であったから、職員の不祥事など教団に都合の悪い内部情報を持っているとYouTubeで示唆し、攻撃が激化した場合は対抗措置としてそれらを暴露する旨の警告を発している。  宏洋氏はこれからもYouTubeで幸福の科学に対する情報を発信していくのか。教団はあくまで「指導」の姿勢で接するのか。両者が全面激突することはあり得るのか。今後の展開が注目される。 <取材・文・撮影/及川健二(日仏共同テレビ局France10日本支局長)>
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