あの「蔦屋書店」が参考にした、台湾の大人気店「誠品」が日本初出店へ! 果たしてどういう店舗になる?
来秋、東京・日本橋に日本初出店するある店舗が話題を呼んでいる。
その名は「誠品生活」。台湾では広く知られ、日本人にもファンが多いこの店舗。一体どういった内容の店舗となるのであろうか。
「誠品生活」とは、台北の大手書店「誠品書店」が運営する大型の複合書店だ。
誠品書店は1989年に台北市大安区で創業。1995年には台北市大安区敦南に旗艦店となる大型書店を開設。さらに、1999年には一部店舗での24時間を開始した。
現在、誠品は台湾を始め香港、そして中国・蘇州に合わせて46店舗を展開。とくに美術書、歴史書などといった専門書に強い書店として知られ、MIT雑貨(Made in Taiwan)や文具の販売も実施しているほか、大型店の館内で開かれるワークショップや体験型イベントは毎年述べ2億人を動員しており、高い人気を誇っている。大型書店以外にも、そごうなど百貨店への出店や、日本統治時代の建物をリノベーションした歴史的建造物に出店している店舗も少なくない。
2004年には雑誌「TIME」アジア版により「アジアで最も優れた書店」にも選ばれるなど、今や台湾を代表する「観光地」の1つになっており、店内では外国人観光客の姿を見かけることもある。
ところで、誠品書店の店舗内装(写真参照)を見て「蔦屋書店にそっくりだ」と思った人も多いであろう。
それもそのはず、TSUTAYAを運営するCCCは、代官山などの蔦屋書店を開業させる際に誠品書店を参考の1つとしている。
台湾を代表する「観光地」となった「誠品」
※都商研ニュースでは、今回の記事のほかにも下記のような記事を掲載中
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